結論
同じ機種を、同じプログラムで、半年ちがいで2回契約した。端末の2年負担は、1台目が24円、2台目が22,024円だった。
差は22,000円。値上げでも機種変更でもなく、2026年3月5日から「プログラム利用料」が新設されたためだ。
そして私は、その22,000円がかかると分かったうえで2台目を契約した。178,552円の端末が22,024円で2年使えるなら、まだ安いと判断したからだ。
前提
| 項目 | 1台目 | 2台目 |
|---|---|---|
| 契約日 | 2026年3月3日 | 2026年8月 |
| 契約者 | 私 | 家族の分 |
| 機種 | iPhone 17(256GB) | 同じ |
| 端末プログラム | いつでもカエドキプログラム(無印) | 同じ |
| 回線 | ahamo 30GB(月2,970円・税込) | 同じ |
| 2年後 | 返却して残価の支払いを免除させる | 同じ |
補償への加入が必須になる「いつでもカエドキプログラム+」ではない。+の場合は月額330〜1,720円の補償料が別途乗るので、下の計算はそのまま使えない。
実測:2台でいくら払うか
| 項目 | 1台目(3月3日) | 2台目(8月) |
|---|---|---|
| 分割支払金(月1円×24回) | 24円 | 24円 |
| プログラム利用料(返却時) | 0円 | 22,000円 |
| 端末の2年負担 | 24円 | 22,024円 |
2台合わせて22,048円。 最新のiPhoneが2台、2年間使える。
分割金が月1円なのは、端末代のほとんどが残価に寄せられているからだ。月々の請求書を見ているかぎり、端末代を払っている実感はない。支払いは2年後にまとめて来る。
3月4日と3月5日で22,000円変わった
この22,000円は昔からあったものではない。
2026年3月5日以降の購入分から「プログラム利用料」が新設された。 それ以前は同じiPhone 17が、この費用なしで持てていた。報道によれば3月4日までは月額281円という条件だった。
私の1台目は3月3日の契約なので、この2日前にすべり込んでいる。狙ったわけではなく、たまたまだ。
同じ機種、同じプログラム、同じ回線で、契約日が1日ちがうだけで22,000円変わる。 これから契約する人には、当然この22,000円が乗る。
156,528円は「返す」ことの対価
ドコモの公表価格では、iPhone 17(256GB)の機種代金は178,552円(2026年7月の改定後)。これは報道ベースの数字で、契約書の金額を確認したわけではない。適用される割引によって実額は変わる。
そのうえで、2台目の負担と定価を並べる。
| 選択肢 | 2年間の端末負担 | 2年後に残るもの |
|---|---|---|
| 返却する | 22,024円 | 何も残らない |
| 返却せず買い取る | 178,552円 | 2年落ちのiPhone 17 |
差は156,528円。 これが「2年後に返す」ことの値段だ。
言い換えると、2年落ちのiPhone 17を手元に残すために156,528円を払うかどうかという問いになる。中古市場でそれだけの値がつくとは考えにくい。返却前提で使うほうが、数字の上でははっきり有利だった。
22,000円が乗ると分かったうえで2台目を契約したのは、この差が埋まらないからだ。
この計算が成り立つ条件
そのまま真似できる話ではない。前提が4つある。
1. 2年ごとに機種を替えることに抵抗がないこと。 端末を長く使いたい人には向かない。3年目以降も同じ端末を使うつもりなら、この計算は逆転する。
2. 返却時に査定を通せること。 画面割れや水濡れがあると、故障時利用料が別途かかる。ケースを付けずに使う人は、その分を上乗せして考える必要がある。
3. 返却の時期を逃さないこと。 返す月を過ぎると残価の支払いが始まる。カレンダーに入れておかないと、22,024円で済んだはずの話が変わる。
4. 割引がオンラインショップ限定であること。 報道によれば、この手の割引はドコモオンラインショップでの手続きが条件で、店舗では適用されない。
合わなかった点
数字は良かったが、2台目の開通で詰まった。
新品のiPhoneが届いた日、eSIMがアクティベートされず、通話できるようになるまで5時間半かかった。 原因は端末に入っていたiOSのバージョンが古かったこと。ドコモの電話窓口で1時間、ショップで待って1時間半、その間ずっと別の原因を探していた。
安さの対価としてサポートの薄さを引き受けたつもりだったが、引き受けたのは「困ったときに人に聞けない」ことであって「開通そのものが完了しない」ことではなかった。
この件は別の記事に詳しく書いた。同じ症状で止まっている人は、まず設定から一般、情報を開いてiOSのバージョンを見てほしい。
1台目のときは何も起きなかった。2台契約して、1台だけで起きた。 引きの問題だと思っている。
損益で見た結論
PR:この記事にはアフィリエイトリンクを含みます。
これから契約する人が払うのは、2台目のほうの条件だ。
| 項目 | 2年間 | 月あたり |
|---|---|---|
| 端末(分割24円+利用料22,000円) | 22,024円 | 918円 |
| ahamo 30GB | 71,280円 | 2,970円 |
| 合計 | 93,304円 | 3,887円 |
月3,887円で、最新のiPhoneと30GBの回線が持てる。端末代を月割りすると918円。 この水準が納得できるなら、返却前提のプログラムは機能する。
逆に、端末を長く使う人、返却の管理が面倒な人、店舗で手続きしたい人には向かない。22,000円が最後にまとめて来ることも、月々の請求からは見えないので忘れやすい。
- ahamo(30GB・月2,970円)— 端末プログラムの手続きはドコモオンラインショップで行う
これから契約する人へ
- プログラム利用料22,000円を最初から計算に入れる。 2026年3月5日以降の購入分から必要。「月1円」という表示だけを見ると見落とす
- 返却する月をカレンダーに入れる。 逃すと残価の支払いが始まる
- 手続きはオンラインショップで行う。 割引が店舗では適用されない
- ケースと保護フィルムは初日から付ける。 返却時の査定に響く
- 開通したらすぐiOSのバージョンを確認する。 古いまま出荷されていることがある


Comments